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◆防音対策
防音室では、壁・天井・床の遮音・防振構造(浮遮音層)が必ず必要となります。
なぜなら音が足から床を伝わり、また、壁や天井、床に入射した音が物体内に伝わり隣室に放射するためです。
音を軽減するには、空気伝搬と固体伝搬の両方を考える必要があります。
部屋を防音しても、開口があればそこから音(空気伝搬)は漏れます。
また、固体伝搬は壁などの躯体を伝わり震動が伝わるのです。
防音対策には 遮音と吸音の両方を組み合わせることが効果的です。
吸音材料は入射側の音場を対象として吸音率が高い材料の総称で、主に音の反射を防ぐこととして使用します。
遮音材料は透過側の音場を対象として、透過損失が大きい材料の総称です。
吸音・遮音材をうまく組み合わせて防音性能を高めます。
また、開口部対策も重要なポイントとなり、防音ドア・防音サッシ・防音ガラスなどの設計性能が要求されます。
◆音響設計
防音室の響きにはバランスが重要です。響きが強すぎると演奏の妨げになり、極端に響きが少なすぎると音楽に違和感が生じてきます。
残響過多・残響不足は1番のポイントです。最適な残響時間を導き出す必要があります。
また反響(エコー)も考慮しなくてはいけません。直接音と反射音が分離して聞こえる現象を言い、
これらの反響が発生すると明瞭度が低下したり、疲れやすい音場となります。
仕様用途によって音響設計をし、快適な音環境を作ります。
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