防音室の費用と仕様

コンセプトはなに?

何故、防音室を造ろうと思ったのか(コンセプト)を見失わないで・・・

防音防音工事、防音室を造りたいのか、それともグレードの良い内装工事をしたいのかを明確にしましょう。

遮音性能など防音の性能重視?デザイン?それとも価格?

当然ですが、防音の性能やデザインが良ければ価格もそれなりですね。

数社へ見積もりをお願いすると、どうしても価格判断になりやすくなりますので、どんな場合でも

コンセプトをしっかりしておけば、後悔も少ないはずです。

防音室の仕様ラインナップ

最低限の防音を検討されているお客様向けのプラン。
コストは抑えられますが、簡易的な遮音工事になり、都心部の住宅街などでは音を出せる時間が限られます。
ホームシアターやオーディオルームをご検討いただいているお客様にお薦めの防音プラン。
ピアノ等の楽器用途では、小さなお子様の練習や音出しの少ないお客様向けのプランです。
ピアノなどの鍵盤楽器や木管楽器(フルート・クラリネット・ファゴット)、弦楽器(バイオリン・ビオラ)の
練習用にお勧めしている防音プラン。当社で最も人気のあるプランです。
深夜までの音出しや電子ドラム、金管楽器にも対応した防音プラン。
より安心して防音室を利用したい方や音出し時間に制約のある方など幅広いニーズにお応えします。
プロユースに耐えうる遮音性能最高クラスの防音プラン。
グランドピアノはもちろん、ドラム等の打楽器、DTM・DAWスタジオ等のレコーディング用途にもご利用可能。
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防音室の費用と仕様めやす

鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

標準遮音性能 おもな用途 価格
屋外・隣戸 室内
ベーシック(R)   D-40 勉強部屋、書斎 120万円~
スタンダード(R) D-60 D-45 オーディオルーム、ホームシアター 230万円~
ハイクオリティ(R) D-65 D-50 ピアノ、バイオリン、木管楽器 270万円~
プレミアム(R) D-65 D-55 電子ドラム、金管楽器 320万円~
プロフェッショナル(R) D-70 D-60~ ドラム、レコーディングスタジオ 400万円~

※解体工事費別途(6畳で15万円程度)

木造・鉄骨造(S造)

標準遮音性能 おもな用途 価格
ベーシック D-40 勉強部屋、書斎 150万円~
スタンダード D-50 オーディオルーム、ホームシアター 250万円~
ハイクオリティ D-55 ピアノ、バイオリン、木管楽器 300万円~
プレミアム D-60 電子ドラム、金管楽器 350万円~
プロフェッショナル D-65~ ドラム、レコーディングスタジオ 450万円~

※解体工事費別途(6畳で20万円程度)

※リフォーム工事の場合、構造上補強工事が必要となり、別途費用がかかります

上図の“おもな用途”とは、22時までの防音室使用を想定して、ご近隣へ配慮した用途の目安となります。

(※周辺環境や音源により異なります)

  • 室内約6畳の大きさに防音室を造った場合の参考価格となります。
  • 遮音性能は開口部を除きます。
  • 各種設備(換気・空調・電気等)・開口部仕様(窓・ドア・換気口等)・仕上げ仕様等により価格は変動いたします。
  • 特にプロフェッショナル仕様は室内音響にこだわった仕様となりますのでご相談ください。
  • 建物の構造・階・規制等により防音室を施工できない場合がございます。

音のうるささの範囲

居室では40~45dB程度が許容とされ、ピアノ室の場合は遮音性能D-50程度を確保すればある程度ご迷惑をかけずに済むことがご理解頂けたかと思います。なお、これはあくまで数値的な許容の話で、音は人の感覚によって聞こえ方が大きく異なりますので注意が必要です。

ボックスインボックス構法

二重サッシという言葉は良く耳にしますが同じ原理の応用です。

お部屋の中に、もう一つお部屋を造ります(ボックス・イン・ボックス)。

二重サッシもガラスとガラスの間には隙間がありますが、同じように防音室にも壁と壁の間に隙間(=空気層)を設けます。この構法はコンサートホールや劇場などの公共建築でも採用されている構法で、当社では標準仕様として施工させて頂いております。

防振

新しく造られる床、天井から振動が伝わらないように床天井には防振材(ゴムなど)を使います。

防音室等で重要な事は、室内で出す音が隣接する部屋やご近所様に対して迷惑にならない様にすることです。部屋の遮音性能は「D値」で評価します。

ピアノ室ならD-50~D-55程度、ドラム室など低音や振動まで考慮するお部屋の場合はD-65~D-70を目標値として防音室の設計を行います。

隣室や隣戸の使用条件によって必要な遮音性能は変わりますが、特にマンションなど集合住宅においては、わずかな音でも苦情になることが多々あります。そのための対策をしっかりとする必要があるのです。

遮音・防振設計の必要性について

ピアノ室では、壁・天井・床の遮音・防振構造(浮遮音層)が必ず必要となります。

なぜなら音は足から床を伝わりまた、壁や天井、床に入射した音が物体内に伝わり隣室に放射するためです。

遮音・防振構造概念図

上の図のように、浮いている空間を作ることにより音は勿論、振動も減衰させる防振構造としての遮音部分により総合的な遮音性能を出す構造とします。

遮音性能 ピアノ、ステレオ等の大きな音
D-65 通常では聞こえない
D-60 ほとんど聞こえない
D-55 かすかに聞こえる
D-50 小さく聞こえる
D-45 かなり聞こえる
D-40 曲がはっきり分かる
D-35 よく聞こえる
D-30 大変よく聞こえる
D-25 うるさい
D-20 かなりうるさい
D-15 大変うるさい

プロのピアニストの場合は1ランク上の遮音性能が必要になります

費用の話

ここまでお話ししましたように、内装工事のような装飾ではなく見えないところに費用がかかります。防音資材をお店で確認いただくと一目瞭然です。

当社では分かりやすいように5つのコース「ベーシック」「スタンダード」「ハイクオリティ」「プレミアム」「プロフェッショナル」で概算をご提示させていただいております。

ただし実際には、現地を確認させて頂き、ご要望、近隣とのお付き合い状況や法規制を確認し、ご予算に合わせた設計に基づき、お見積りを提出させて頂きます。

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